騰落レシオとは、市場の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率から、市場の過熱感を見る指標で、いわゆる買われすぎ、売られすぎを見るためのテクニカル指標です。値上がり銘柄数/値下がり銘柄数を計算してパーセント表示するかたちが一般的です。5日または25日という期間をとって、「5日間の値上がり銘柄数の合計/5日間の値下がり銘柄数の合計」を計算したものを「5日騰落レシオ」といい、「25日間の値上がり銘柄数の合計/25日間の値下がり銘柄数の合計」を計算したものを25日騰落レシオと呼びます。前者は短期的な市場の過熱感、後者は中期的な市場の過熱感を見る指標といわれています。
騰落レシオは、マーケットの体温計とも言われおり、
エントリーチャンスを教えてくれる重要なテクニカル指標です。
ただしミクロの世界を見ると言うよりは大局を見る使い方です
大局とは大きな流れのことですので、今相場がどっちの方向に動いているのかを見る判断材料と言うことです
BOやスキャルピングはミクロの世界ですので、必ずしも騰落通りになるわけはありません
しかし二度目になりますが大きな流れは確認できます
騰落レシオの軸となるのは日経平均株価(日経225)
日経平均とは日本の株式市場を代表する225銘柄をもとに算出される株価指数です
対象銘柄は日本経済新聞社が選定(東証一部上場から)し、
年に一回の見直しを行います
つまり日経平均の変動とは、
影響力のある企業の株価の変動であるため、
結果的に日本の経済のバロメーターとして注目されているということです
日経平均の結果がダイレクトに影響するのがドル円です
ドル円との相関関係
日経平均株価とドル円は強い相関関係があると言われています
有名な話ですが円安になれば株価は上昇します
言い換えると日経平均とドル円は似たチャートになりやすいということです
そこで騰落レシオの出番です
騰落レシオについて
一般的には、騰落レシオは120%以上で買われすぎ、80%以下で売られすぎ、と言われます。
オシレーター系のRSIに似ていますね
最近では、130%以上で買われすぎ、70%以下で売られすぎ
と書かれていますが、滅多に130%以上、70%以下にはならないのが現状です
再現性があるのは120・80かと思います
騰落レシオダイバージェンシー
騰落レシオダイバージェンシーとは、
価格は上昇しているのに、騰落レシオは120から下落を始めているという形のことです
こうなった場合は、天井が近いケースが多いため、反落を視野に入れたトレードをするといった感じです
また、騰落レシオや日経平均株価は上昇なのに、ドル円も上昇トレンド中で一旦下げているとなると再び高値を目指すケースも予測ができます
騰落レシオをみたい場合は、「騰落レシオ チャート」などで調べると出てきます
移動平均線のように25日線だけでなく、25日より短い期間のものを一緒に見ると精度は高まります
裁量トレードを学ぶ
難しい局面でエントリーしなくてもBOやFXで勝っていくことは可能だと思っています
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